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訪問団体:福島大学IMG_1305.jpg

研修目的:大槌町視察と福島の現状と相違点について研修内容:語り部ガイド、ヒアリング、交流
研修時間:1泊2日

 

 

福島大学経営経済学部の清水ゼミの15名が、大槌町の状況を視察に訪れました。時間をかけた語り部ガイド兼フィールドワークと復興計画についてのプレゼンを行い、まずは大槌町の被災状況および復興計画とその現状、そして町民の思いについて理解をしてもらい、午後から行う町民へのヒアリングにむけての土台づくりをしました。

 

午後からは、教授と相談しつつ選んだ町民のキーパーソン4人から話を聞きました。それぞれ普通の町民の方ですが、震災後、「信念」をもち、それぞれのやり方で大槌を再生させようとしている人々です。

①おらが大槌復興食堂の立ち上げや、地元の人で大槌を盛り上げようと「チーム大槌」を立ち上げた岩間さん
②林業を通して大槌を再生させようとしているNPO法人吉里吉里国を立ち上げた芳賀さん
③震災後、「新生おおつち」を立ち上げ、町民が町民を助け合うシステムを作ろうとしている佐々木さん
④ボランティアセンターの立ち上げに関わり、今もボランティア受け入れを行っている渡辺さん

最初は固かった学生たちですが、町民達のざっくばらんな姿勢に徐々に気持ちがほぐれたようで、それぞれのヒアリング先で突っ込んだ質問が出て、それぞれが持ち時間をオーバーする状態でした。

 


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最後の振り返りでは、学生全てが4人の町民それぞれから感じること思うことを沢山もらったようで、なかなか思いをまとめるのが難しいようでした。大槌の現状などについての考察が深まったのももちろんですが、それよりも、上記の町民以外にも沢山の町民と話をし、自分の人生をどう生きるかという「人生観」について深く考えさせられたようです。

 

大槌には、自分を振り返る「きっかけ」が沢山あります。福島大学の学生たちは、しっかりとそのきっかけをキャッチし、自分の人生に反映させたいと感じてくれたようです。