訪問団体:札幌市立屯田中央中学校
研修目的:大槌町視察及び交流
研修内容:語り部ガイド、交流
研修時間:4時間
今年4月より、本格的な修学旅行受け入れを開始しています。今回は、中学3年生約140名の受け入れだったため、仮設にある高齢者サポートセンターやその他町内にある高齢者施設、計4カ所に分かれて交流を行ってもらいました。
何度も津波にあい、その度に被害を乗り越えて暮らしを再建してきた大槌町のお年寄りたち。ここに住み続けることを選んだ人たち。そんな高齢者達との交流や語り部ガイドを通して、「被災」以外の大槌の魅力や「生きる」ことについて本質を感じ取ってもらうことを目的とし、今回のプログラムを造り上げました。交流会スタート直後は、硬い表情をみせていた中学生たちですが、歌のプレゼントや簡単なゲームなどを通して、すぐに打ち解けていき、最後
は中々お別れができない子たちもいるほど、充実した
時間をすごしていました。
修学旅行生の受け入れは、まだまだハード面・ソフト面ともに課題が残ります。しかし、「大槌というフィールドを通して、生きることの本質を学ぶ」プログラムを定着させ、修学旅行生を定期的に受け入れ出来るようになれば、それは大槌町にとり大きな一歩となり、ブランドにもなる。その為に、今後も修学旅行生の受け入れを進めていきます。
*既に、夏休み中と秋に数件受け入れる予定が決まっています。