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訪問団体:岩手大学1年生
研修目的:地域の課題を理解し、解決するための人材育成
研修内容:語り部ガイド、ワークショップ
研修時間:4時間

  

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6月に、岩手大学COC事業の受け入れを2回行いました。前回の受け入れも含め、岩手大学1年生130人程を受け入れています。岩手に住んでいても、被災地自体が初めてという学生も沢山います。よって、まずはゆっくりと語り部ガイドを通してフィールドワークをしました。被災の状況、復興の現状、町民の思い。せっかく大槌町まできたのだから、実際のフィールドに立ち、5感で感じてもらいます。ガイドも、学生と年齢の近い東梅や臼沢が行いました。同年代同士で共感する思いもあるはずです。

 

そして、その後はワークショップ。大槌町で実際に会った課題を、大槌町役場の課長や町長などになりきって決断をしていってもらいます。そんな2択むりじゃない?という問題もあります。「でも、それが現実に町民に突きつけられた問題です。」の一言で、皆の顔つきが変わりました。漠然と人ごととして捉えていた課題が、「自分ごと」に落とし込まれた瞬間です。

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「被災地の課題を解決したい」「社会問題を解決したい」という声は、学生からだけに関わらず沢山聞かれます。だったらこそ、まずは問題を自分ごととして捉える覚悟を持って欲しいと思い、今回のワークショップを行いました。「何が出来る」以前に、まずは課題を共有すること。そんな基本中の基本を、学生たちは体と心で理解してくれたようです。

 

今後、岩手をしょって立つリーダーが今回の研修から生まれることを期待しています。