訪問団体:鹿島道路株式会社
研修目的:新人研修
研修内容:仮設住宅の補修、公園補修作業、芝引きなど
研修時間:4泊5日
今年で3年目となる鹿島道路の新人研修受け入れ。去年、作業をした仮設住宅の方々から、「今年は、鹿島道路さんはいつくるの?」と問い合わせがある程、鹿島道路さんの残した結果は印象深かったようです。町民の方は、それぞれ自分達で工夫し住環境を改善しようとしているものの、どうしても重機や専門の道具・スキルが必要な作業が必要な場合もあります。今回も、そのような仮設のニーズを鹿島道路さんにお話しし、作業を行う事になりました。
約40人の新人が2班に分かれ、仮設住宅数カ所、すりきず公園、大槌保育園、NPO法人吉里吉里国さんなどで活動を行いました。丸3日にわたる作業のなかで、鹿島道路として新人に学んで欲しい技術やチーム力を教えつつ、毎日の振り返りの中で、「仕事をする意味」「仲間の意味」などについても考えてもらいました。今、大槌で生きている人は、仲間がいたからこそここまでやって来れたと感じています。だから、皆にも周りの人や同期を大切にして欲しいと行動と会話で伝え、最終日のBBQでは、笑いあい、バカ話をし、大槌にも「仲間」がいることを感じてもらいました。
毎年、研修を大槌でやってもらってきたからこそ出来始めている繋がり。おらがには、そんな震災が運んで来た”芽”を、大切に育てていく責任があると感じています。これからも、鹿島道路さんの新人研修受け入れを行っていき、いずれ「大槌ファミリー」が鹿島道路に育っていくことを願っています。
鹿島道路の皆様、本当にお疲れ様でした!新人の皆さん、今後の活躍を期待しています。そして、疲れた時にはここに休みに来て下さい。