2012年夏に試験的に開始したこのプロジェクトは、2013年4月から本格的スタートを切りました。30年も使われていなかった民家の床板をはがし、柱を磨き、周辺や畑の草を刈り、開墾し、5月には畑に畝をつくって野菜の苗を植え、夏にはキュウリやトマトを収穫するにまでいたりました。慣れない農作業や大工仕事に四苦八苦し、芽が出た苗を枯らしてしまったり、鹿に食べられてしまったりと失敗の連続ですが、そこにこそ、このプログラムの醍醐味が凝縮されていると思っています。失敗することで我々と参加者が共に考え、学び、成長する過程が生まれています。周辺に住む住民も活動に興味を持ち始め、「次はいつくるんだ?」と新しい「村民」との交流を楽しみにし、畑仕事のアドバイスもしてくれるようになりました。 新しい村民達も、普段は出会えない人たちとの会話や作業をとても楽しんでくれており、リピーター「村民」も沢山できました。
今年はあと2ヶ月程作業を続け、冬の間は作業はお休みです(雪のため、作業不可能になります。)来年度中の完成を目指して、このプロジェクトは継続していきます。
☆「村民」達の作業の様子は下の通り↓↓↓
2013年春:家財道具を全て運び出した状態の古民家。
2013年春:床はぎ作業中。
2013年春:畑の草刈り・開墾作業
2013年春:苗づくり
2013年夏:川遊び!